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快眠リレー【マニステージ編】三島

2020.04.27

快眠リレー Vol.22 ～睡眠時間のこだわりはゆるめでＯＫ～

ステイホーム週間（2020年ゴールデンウィーク）、皆さんはいかがお過ごしでしょうか？

自宅で過ごす時間が多いと思います。そんな今こそ、ついつい後回しにしがちな睡眠や寝具の見直しをしませんか？

今回私からの快眠アドバイスは

「睡眠時間のこだわりはゆるめでＯＫ」

です。

「免疫力の低下を防ぐために十分な睡眠を取りましょう」なんて言われると、「じゃあ睡眠時間を増やせば良いんだな」って感じますよね。まぁ、日本人の多くの方は増やした方がいいんですけど、睡眠時間をとにかくたくさん取れば良いって事ではありませんので。

睡眠時間の正しい考え方を今回は知って下さい。

睡眠時間は体型、季節、その日の活動量（過ごし方）等によって変わります。

皆さんも身に覚えがあると思いますけど、いつもと違う生活パターンの日（旅行とか出張とか）って、疲れて早く眠りたくなりますよね。睡眠時間が必要な人や場合があれば、そうじゃない人や場合もあるんです。

睡眠専門医がその人の睡眠の良し悪しを診断する時に重要視しているのは「日中の眠気」です。何時間寝ているかじゃありません。実情を把握するために睡眠時間の質問はしますけどね。それだけで判断はしません。

日中の活動に支障をきたすような眠気に襲われている場合は問題アリと判断して様々な治療法を検討します。

治療法と言っても最優先されるのは「生活習慣の改善提案」と「正しい睡眠知識の話」です。『睡眠衛生指導』って言われています。この睡眠時間に関する話もその１つですね。

実は軽度の不眠はそれで十分改善されるからなんです。睡眠薬は要りません。もちろん今の睡眠薬は安全ですけど、それでも薬ですからね。飲まないで済むなら飲まない方が良いと思いませんか？

さて、日中の眠気ですけど、

特に「午前中の眠気・午前中の集中度合い」を確かめます。

（一般的な朝起きて昼間活動して夜眠る生活パターンの場合です。昼夜逆転の生活や交代制勤務の方は少し話が違ってきます。）

午前中から集中力が無い、あくびを連発している様な状態なら前日の睡眠に問題アリって事です。それが続く様なら慢性的な睡眠不足です。まずは睡眠時間を増やす事を考えましょう。

この睡眠時間を増やす場合にもコツがあるのですが、これは当店のオリジナルBLOGで解説していますので、興味のある方はこちらから。

【快眠アドバイス『睡眠時間は少しずつ長期的に増やす』】

⇒https://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-12350265239.html

ちなみに午後の眠気は年齢等によって生理的に発生する人も多いので、睡眠の良し悪しの判断材料としては不適当です。午後に眠くなる人は15時までに短時間（5～15分）の仮眠をした方が良いですね。人は生理現象には逆らえませんからね。

それから、テレビ等で○○時間睡眠が体にイイって言っていたから「○○時間眠らなければいけない」と変に強いこだわりを持ってしまった事がキッカケで不眠になるケースもあります。

「何時間眠れば良いんですか？」「理想的な睡眠時間ってありますか？」って質問も本当によく頂きます。

そんな時に私は

『自分が日中元気に集中して活動できる睡眠時間が自分に合った睡眠時間です。でも疲労度なんかで変化するので、その睡眠時間もだいたいこれ位程度の捉え方をして欲しいです。』

って、お答えしています。

※睡眠時間に関してふとん屋ではなく専門医の意見を知りたい方はこちらで

Ｗｅｂサイト「睡眠健康大学」（日本睡眠教育機構運営）

⇒『理想的な睡眠時間とは』

睡眠時間にこだわりを持つなって訳じゃありません。自分に合った睡眠時間を知っておく事は大切です。強いこだわりが要らないって事です。

睡眠時間へのこだわりをゆる～く持ってみましょう。

当店のオリジナルBLOGで発信する色々な快眠アドバイスを読みたい方は、先月末に更新した下記の最新快眠アドバイスから是非。

【快眠アドバイス『自宅で過ごす時間が増えるついでに睡眠を見直しませんか？』】

⇒https://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-12585571044.html

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by sleepdesigner:圭（睡眠健康指導士）

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